都内などではコンビニなどでも外国人労働者の姿を見る日が増えてきました。
実際に南米系の従業員がコンビニで働く姿を何度か見て違和感を感じ流ところもあります。
コンビニで外国人労働者を雇うメリットとは何でしょうか?
・人手不足解消
・多国語に対応できる
・真面目な傾向
など外国人労働者はコンビニオーナーにとっても非常に助かるメリットのある印象が多いようです。
この記事では、近年増えつつあるコンビニで外国人労働者を雇うメリットについて3選にまとめました。
また、外国人労働者増加にの為に各コンビニの取り組みについても見ていきましょう。
<コンビニ別の外国人労働者比率>
https://honkawa2.sakura.ne.jp/5617.html
各コンビニ別に外国人労働者の比率について整理してみました。
セブンイレブン
全国で約39万人の従業員の内、外国人労働者は約3.1万人なので約7.9%の比率で外国人労働者で占められています。
日本を代表するコンビニであるセブンイレブンですが、12人〜13人に一人は外国人労働者という計算になります。
ミニストップ
外国人労働者比率9.7%とセブンイレブンよりも多く、10人に一人くらいの割合で外国人労働者が占めているという事になります。
大手4社合計は6.8%が外国人労働者というデータがります。
大手4社のコンビニとは、
・セブンイレブン
・ローソン
・ミニストップ
・ファミリーマート
です。
確かに最近、コンビニのレジに外国人労働者の方を見る傾向にあると感じます。
<コンビニで外国人労働者が増えるメリット>
コンビニで外国人労働者を雇用するメリットとしては以下の3点に集約できると思います。
一つずつみていきましょう。
人手不足
コンビニオーナーも高齢化が進んでいる為にコンビニ業界も慢性的な人手不足に陥っています。
また、各地域での最低賃金額で定めているコンビニが多い為に、収入的に満足できずに人が集まらない傾向になってきました。
最近はコンビニでも時給の高いアルバイトも増える傾向にあり、情報も出回っている事から人が辞める事も多くなってきています。
比較できる環境にあるので文句も多く、コンビニオーナーからすると日本人は使いにくくなってきているのが現状です。
しかし、外国人労働者は母国への仕送りなどの理由で従順で真面目な人が多い傾向にあります。
そういった観点からも外国人労働者を雇用するメリットがコンビニオーナーにある事がお分かりなのではないでしょうか。
多国語に対応
近年、グローバル社会という事もあり英語など多国語が話せる外国人労働者にニーズが集まっています。
例えばネパールやスリランカ、フィリピンからの留学生などは英語もできる事が多くタイ、ミャンマー、フィリピンなど留学生が多い国にも対応できます。
英語は世界共通語ですのでフィリピンの方なども話せる方は実際に多いです。
インターナショナルスクールの先生の中にもフィリピン人の方は多いです。
外国人労働者をコンビニで雇う上でメリットとなる点である事は間違いないでしょう。
真面目
とあるコンビニオーナーは「コンビニにもう日本人はいらない」などと言っているそうです。
理由は、
・怠け癖がある
・最低時給だと文句ばかり言う
・対応が悪い
などから母国の家族に仕送りなどをするなどの理由で真面目な傾向のある外国人労働者を雇用する方にシフトするオーナーも一定数増えているようです。
実際に外国人労働者雇用について企業のメリットをわかりやすくまとめた記事は以下になります。
→【転職王子】外国人労働者の採用メリット5選!企業の雇用目的まとめ
<コンビニ各社の外国人労働者増加の取り組み>
コンビニ業界では人手不足が深刻化しており外国人労働者の増加を目指した取り組みを強化しています。
また、コンビニ各社が加盟している日本フランチャイズチェーン協会が外国人労働者の増加を進めています。
内容としては、
・外国人留学生の労働時間拡大を政府に要望
・技能実習制度への追加も申請
・特定技能の要望にコンビニを追加
など実際に外国人労働者にコンビニ業界で働いてもらう為の施策を進めているようです。
ローソンの取り組み
ローソンは、外国人留学生の採用に工夫しています。
2016年からベトナムと韓国に計4箇所の研修拠点を設けるなどをしています。
外国人労働者の来日前に簡単な接客用語やレジの操作を教得るなど、これまでに200人が研修を受けました。
ファミリーマートの取り組み
沖縄ファミリーマートは2016年から7、8月の2カ月限定で台湾の大学生インターン数人を受け入れています。
「夏は中国や台湾からの観光客が多く、言葉が通じるので大変助かっている」というコンビニオーナーの意見も出ています。
コンビニ各社では外国人労働者の雇用についてこういった前向きな意見も実際増えているようです。
セブンイレブンの取り組み
コンビニの老舗であるセブンイレブンもローソン同様、ベトネムの大学生インターンの受け入れを始めました。
現に都内のセブンイレブンでも外国人労働者を見掛ける事が増えました。
これだけ大手のコンビニが外国人労働者雇用を進めているという事はそれだけのメリットがあると実感しているのでしょう。
シンガポールでの外国人労働者雇用のメリットからも実績や事例として多いに参考になっているのではないでしょうか。
→【転職王子】外国人労働者雇用のメリット3選!(シンガポール編)
<まとめ>
コンビニで外国人労働者を雇用するメリットとして
・人手不足の解消
・グローバル化に伴った多国語の対応
・仕送りなどをしているので真面目な方が多い
などがありました。
実際に母国の親に対しての感謝の気持ちを話している姿を見て感慨深いものがありました。
これから数字としても増えていく事でメリットは明確です。
そういった観点からも外国人労働者の採用について更に勉強が必要になる事は間違いないでしょう。